上下ズレ簡単チェック方法

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物が二重に見えてお困りの方へ

片目を閉じて見た時には左右それぞれ良く見えているのに、両目で見ると物が二重に見えるという方がいらっしゃいます。
それがメガネで改善できるのか。
こちらの簡単チェック方法を試してみてください。

検査の方法

STEP
なるべく遠くにある、横線を探してください。

上記のような地平線が理想的ですが、無ければ周りを見回して頂いた中で一番横幅が広いもので構いません。

STEP
次に、お顔の前で手を合わせてください

両手を合わせた状態でご自身のお顔にピッタリと付けます。
親指が鼻に、人差し指がおでこ辺りに付くようにしてください。
お祈りをしているような状態になると思います。

STEP
その状態で遠くを見てください

「step1」で探して頂いた横長線と、ご自身の手が見えているハズです。

STEP
そのまま左目を閉じてみてください

右目だけで見ると、上記のように見えます。
step1の横線を、赤い線で表しています。

STEP
今度は右目を閉じて見てください

左目だけで見ると、上記のように見えます。
step1の横線を、赤い線で表しています。

STEP
横線の高さが合っていますか?

右目の見え方と左目の見え方を、何回か交互に比べてみてください。
横線(地平線)の高さが大きく違ってしまっていませんか?

もし上記のように横長線の高さが大きく違っている場合、左右の目がそれぞれ違う高さを見て(ズレて)しまっている可能性が高いという事です。​

左右の眼が違う所を見てしまっていると

ご本人は左右の眼で同じ所を見ているつもりでも、今回ご紹介したような検査を試して頂くと意外と違う所を見ている事に気付いた、という方がいらっしゃいます。
他にも左右眼でピントの合い方に大きな差があった、と気付かれる方もいらっしゃいます。

左右の眼で違う所を見てしまっているという方の場合、物が2重に見えたり目が疲れやすいという問題が発生し易くなります。
​物の奥行き感や立体感が分かりづらくなるという方もいらっしゃいます。

上下にズレていないという場合でも、詳しくお調べすると左右にズレてしまっているという方もいらっしゃいます。
やはりそのような方も、物がダブって見えたり、眼精疲労、奥行き感や立体感が分かりにくい、というケースが多くなってまいります。

快適な見え方とは

快適な見え方というのは、遠方視力の良さだけではありません。
両目の共同作業である「両眼視」も考慮した見え方が大切になってまいります。

普段から両目で見ている事を意識されている方は少ないと思います。
遠方視力が良い人ほど「左右の眼のバランス」に不具合が生じてしまっている事に気付きにくいものです。

物が二重に見えてご不便を感じてらっしゃる方はもちろん、物の奥行き感や立体感が分かりづらいという方も気なる点がありましたらお気軽にご相談ください。

いずれにしても今回ご紹介した方法は簡易的なものとなります。
ご不明な点やもう少し詳しい検査をご希望の方は、どうぞお気軽に当店までご相談ください。

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